はつ‐ぶたい【初舞台】
1 俳優として初めて舞台に出て演技すること。また、その舞台。「—を踏む」 2 初めて公式の場で物事を行うこと。また、その場。
はつるそこなき【果つる底なき】
池井戸潤の小説。平成10年(1998)、第44回江戸川乱歩賞受賞。都市銀行を舞台とするミステリー。
はなのウルトラさんにんしゅう【花のウルトラ三人衆】
山中恒の児童文学作品。中学校を舞台に、超能力を持つ生徒会役員たちが活躍する学園ファンタジー。昭和49年(1974)刊行。
はなのれん【花のれん】
山崎豊子の小説。大阪を舞台に寄席経営者の女性の波乱万丈の人生を描く。昭和33年(1958)刊行。同年、第39回直木賞受賞。菊田一夫の脚色による舞台化作品、豊田四郎監督による映画化作品もある。
はなはさくらぎ【花はさくら木】
辻原登の歴史冒険小説。江戸時代中期の京・大坂を舞台とする。平成18年(2006)刊。同年、第33回大仏次郎賞受賞。
はなびし‐あちゃこ【花菱アチャコ】
[1897〜1974]漫才師・俳優。福井の生まれ。本名、藤木徳郎。横山エンタツとのコンビで、東京六大学野球に材を取った「早慶戦」などの漫才で人気を博した。コンビ解消後は、ラジオドラマ・映画・舞台...
はなまんま【花まんま】
朱川湊人の短編小説。大阪の下町を舞台とする幻想的なホラー作品。平成17年(2005)刊行。同年、第133回直木賞受賞。
はな‐みち【花道】
1 歌舞伎劇場の舞台設備の一。観客席を縦に貫いて舞台に至る、俳優の出入りする道。寛文(1661〜1673)ごろ発生し、元文(1736〜1741)ごろ完成した。下手にある常設のものを本花道、上手に...
はにゅう【羽生】
埼玉県北東部の市。青縞の産地として発達し、被服工業が盛ん。田山花袋「田舎教師」の舞台。人口5.6万(2010)。
はやし‐ごと【囃子事】
能・狂言で、謡なしに器楽だけで演奏する部分。立ち方の登場・退場に用いる出入り事(次第・一声(いっせい)など)と、舞台における動きに伴う舞事・働き事などがある。