ふじま‐かんべえ【藤間勘兵衛】
日本舞踊、藤間流家元の名。7世まで続く。 (初世)[?〜1769]武蔵の人。生地の川越藤間村から姓をとったとされる。江戸に出て、振付師となる。
(3世)[?〜1821]2世の養子で、初世藤間...
ふじま‐りゅう【藤間流】
日本舞踊の流派の一。宝永年間(1704〜1711)に初世藤間勘兵衛が創始。勘十郎家(茅場町の藤間)と勘右衛門家(浜町の藤間)とがある。
ふじ‐むすめ【藤娘】
大津絵の画題の一。塗り笠をかぶり、藤の花模様の着物を着て藤の枝を肩にした娘を描くもの。
歌舞伎舞踊。長唄。勝井源八作詞、4世杵屋六三郎作曲。五変化舞踊「歌へすがへす余波大津絵(かえすがえすお...
ふた‐おもて【双面】
浄瑠璃・歌舞伎舞踊の趣向の一。二人の人物が全く同じ姿形で現れて周囲を惑わし、最後に一方が亡霊や変化(へんげ)の正体を現すもの。
ふたおもて【双面】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「両顔月姿絵(ふたおもてつきのすがたえ)」。別名題「双面水照月(ふたおもてみずにてるつき)」。木村円夫作詞、岸沢九蔵作曲。寛政10年(1798)江戸森田座初...
ふなべんけい【船弁慶】
謡曲。五番目物。観世信光作。平家物語などに取材。源義経一行は摂津国大物浦(だいもつのうら)で静御前と別れて船出する。海上で平知盛の亡霊に襲われるが、弁慶が祈り退ける。
歌舞伎舞踊。長唄。
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ふみ‐こみ【踏(み)込み】
1 踏み込むこと。「もう一つ—がたりない」 2 玄関などで、履物を脱いでおく所。 3 歌舞伎舞踊で、左右の足をとんとんと拍子をとって踏みつづけること。ふつう、複数の人物が花道で行う。
フラ‐ダンス
《(和)hula+dance》ハワイの民族舞踊。手や腰をくねらせて踊る。もと宗教儀式の一部として踊られたもので、伝統的な踊りをカヒコ、ウクレレ演奏などを取り入れた現代的な踊りをアウアナとよぶ。フ...
フラメンコ【(スペイン)flamenco】
スペイン南部、アンダルシア地方のジプシー(ロマ)起源の音楽および舞踊。ふつう歌い手とギター奏者一人ずつからなり、踊りは手を打ち足を踏み鳴らす激しい動きが特徴。
フランスかくめい‐ひろば【フランス革命広場】
《Trg francoske revolucije》スロベニアの首都リュブリャーナにある広場。付近には同国の建築家ヨジェ=プレチニクが設計を手掛けたスロベニア国立大学図書館と、元修道院を改築した...