あおいさんみゃく【青い山脈】
石坂洋次郎の小説。昭和22年（1947）発表。第二次大戦後まもない地方の町を舞台に、高校生らの男女交際などを通して解放された青春の姿を明るくユーモラスに描く。 
歌謡曲。昭和24年（1949）...
あお‐くげ【青公家】
１ 身分の低い公家。また、公家を卑しめていう語。 ２ 歌舞伎で、藍隈(あいぐま)をして出てくる悪役の公家。
あおざめたうまをみよ【蒼ざめた馬を見よ】
五木寛之の短編小説。昭和41年（1966）発表。同年、第56回直木賞受賞。旧ソ連を舞台に、一編の小説をめぐる陰謀を描く。
あおずり‐の‐きぬ【青摺りの衣】
１ 物忌みのしるしとして、白地に山藍(やまあい)の葉などで模様を青く型摺りにした衣。 ２ 祭礼などに東(あずま)遊びの舞を奉仕する舞人の着用する装束。
あお‐てる【青照る】
歌舞伎などで、幽霊の出るときなどに舞台を青白く見せるために燃やす薬品。また、その青白い火。→赤照る
あおとぞうしはなのにしきえ【青砥稿花紅彩画】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。文久2年（1862）江戸市村座初演。通称、弁天小僧・白浪五人男。別外題、弁天娘女男白浪。
あおばしげれる【青葉繁れる】
井上ひさしの長編小説。仙台を舞台に高校生達の青春を描く。自身の体験を描いた半自叙伝。昭和48年（1973）刊。昭和49年（1974）にテレビドラマ化・映画化された。
あおば‐やま【青葉山】
京都府舞鶴市と福井県高浜町との境にある山。標高693メートル。西国三十三所第29番札所の松尾寺がある。丹後富士。 仙台市にある小丘。青葉城跡がある。
あお‐ひげ【青髯】
１ 濃いひげをそったあと。 ２ 歌舞伎で、敵役などの顔の化粧法。もみあげからあごにかけて青黛(せいたい)を塗ってひげをそったあとのように見せるもの。 [補説]書名別項。→青髯
あおべかものがたり【青べか物語】
山本周五郎による連作短編小説。昭和35年（1960）「文芸春秋」誌に連載。浦安をモデルとする架空の町「浦粕」を舞台に、昭和初期の漁師町の人間模様を描いた作品。昭和36年（1961）、文芸春秋読者...
