う‐げん【右舷】
船尾から船首に向かって右側のふなばた。また、その方向。⇔左舷。
かん‐げん【乾舷】
船の中央部で、満載喫水線(きっすいせん)から上甲板の舷側までの高さ。これが十分にないと浮力が不足し、安全性が損なわれる。
げん【舷】
船の両側面。ふなべり。ふなばた。
げん【舷】
[常用漢字] [音]ゲン(呉) [訓]ふなばた ふなべり。ふなばた。「舷窓・舷側/右舷・左舷」
げん‐げん【舷舷】
ふなばたとふなばた。「—相摩(あいま)す」
さ‐げん【左舷】
船尾から船首に向かって左側のふなばた。「—方向」⇔右舷。
しょう‐げん【正舷】
釣り船で、舳先(へさき)。
せつ‐げん【接舷】
[名](スル)船の側面を、他の船や岸壁に寄せてつけること。「—したはしけに乗り移る」
せん‐げん【船舷】
ふなばた。ふなべり。舷。
ぜん‐げん【全舷】
新聞社の記者などが、部署単位で慰安旅行に行くこと。新聞業界用語。 [補説]旧海軍の用語で、船員の半数が寄港地に上陸して休暇を取り、半数が艦に残ることを「半舷(上陸)」と呼んだことから転じた。新聞...