とも【艫】
船の後方の部分。船尾。⇔舳(へさき)。
とも‐おし【艫押し】
和船の船尾の櫓(ろ)を押す役。重要な役として船頭が扱い、櫓を押さないときは舵(かじ)をとる。
とも‐ざ【艫座/船尾座】
南天の星座。大犬座の南東にあり、3月中旬の宵に南の地平線近くに見える。アルゴ座を4分割した一つで、アルゴ船の船尾にあたる。学名(ラテン)Puppis
とも‐づな【纜/艫綱】
船尾にあって船を陸につなぎとめる綱。もやいづな。
とも‐どり【艫取り】
《「ともとり」とも》舵(かじ)の近くで艫(ろ)をこぐ人。
とも‐ろ【艫櫓/艫艪】
和船のもっとも船尾に近いところにある櫓(ろ)。
へなし‐ざき【艫作崎】
青森県西部、日本海に突出した岬。付近にある椿山は、日本海側での野生のツバキの北限地。椿崎。
ろ【艫】
1 船の後部。船尾。とも。 2 船の前部。船首。へさき。