[動カ五(四)]

  1. その時節が来て色が美しくなる。華やかになる。「春になって公園の木々が—・く」

  1. 色っぽく見える。「ほんのりとほおを染めて—・いた風情」

  1. 緊張興奮のために落ち着かない状態になる。活気づく。騒然となる。動揺する。「犯人逮捕の知らせに報道陣が—・いた」

  1. 戦いに敗れるようすが見え始める。

    1. 「すはや敵は—・きたるは、と胡籙 (えびら) を叩き、勝時を作って」〈太平記・八〉

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