こうらい‐しば【高麗芝】
イネ科の多年草。シバに似る。本州以南から中国・東南アジアにかけて産し、芝生用。いとしば。
し【芝】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]しば 〈シ〉キノコの一種。マンネンタケ。めでたいしるしとされた。「桂芝(けいし)・霊芝」 〈しば〉イネ科の草の名。「芝居・芝草・芝生(しばふ)」
しば【芝】
1 イネ科の多年草。日当たりのよい地に密に生える。茎は強く、地面をはい、5月ごろ繊細な茎を出して紫色がかった穂をつける。庭園や土手に植えて芝生とする。芝草。 2 芝生などとして植える葉の細い草。...
しば【芝】
東京都港区の地名。芝公園・増上寺・泉岳寺・東京タワーなどがある。もと東京市の区名。
じんこう‐しば【人工芝】
芝生に似せてつくった、合成樹脂製の敷物。野球場などで使う。
ちから‐しば【力芝】
イネ科の多年草。原野・路傍に生え、高さ30〜80センチ。葉は線形。初秋、黒紫色で長い芒(のぎ)のある小穂を密生し、円柱状の大きな穂をつくる。根が非常に強く、抜き取るのに力がいる。みちしば。
ちょうせん‐しば【朝鮮芝】
コウライシバの別名。
てんねん‐しば【天然芝】
植物のシバ。また、それによる芝生。人工芝に対していう。
とうげ‐しば【峠芝/峠柴】
ヒカゲノカズラ科の常緑、多年生のシダ。山地の林下に生え、高さ8〜20センチ。長楕円形の葉を密につけ、葉の付け根に黄色い胞子嚢(ほうしのう)をつける。
とだ‐しば【戸田芝】
イネ科の多年草。高さ約1メートル。葉は広線形。夏から秋、緑色または紫色を帯びた小さい穂が密につく。名は、多く生えていた荒川の埼玉県戸田原にちなむ。ばれんしば。