あくた‐がわ【芥川】
大阪府高槻(たかつき)市を流れる川。明神岳に源を発し、淀川に合流。長さ22キロ。また、その流域にある地名。[歌枕]「―みくづとなりし昔より流れもやらぬ物をこそ思へ」〈散木集・九〉
狂言。大蔵...
あくたがわ【芥川】
姓氏の一。 [補説]「芥川」姓の人物芥川也寸志(あくたがわやすし)芥川竜之介(あくたがわりゅうのすけ)
あくたがわ‐しょう【芥川賞】
芥川竜之介を記念し、昭和10年(1935)菊池寛の提唱により、直木賞とともに創設された文学賞。毎年2回、主に無名・新進作家の小説に授賞。第1回の受賞者は石川達三。昭和20年(1945)中絶、昭和...
あくたがわ‐やすし【芥川也寸志】
[1925~1989]作曲家。東京の生まれ。竜之介の子。東京音楽学校卒。橋本国彦らに師事し、多彩な作品を発表。昭和28年(1953)、団伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。代表作に「交響三章」「...
あくたがわ‐りゅうのすけ【芥川竜之介】
[1892~1927]小説家。東京の生まれ。第三次・第四次「新思潮」同人。大正5年(1916)「鼻」で夏目漱石に認められて作家として登場。新技巧派の代表作家とされる。昭和2年(1927)自殺。命...
あくたがわりゅうのすけ‐しょう【芥川竜之介賞】
⇒芥川賞