あお‐たん【青短/青丹】
花札で、青色の短冊に牡丹(ぼたん)・菊・紅葉がそれぞれ組み合わされて描かれた札。また、その3枚がそろった役。あお。→赤短
あか‐たん【赤短/赤丹】
花札で、赤色の短冊に松・梅・桜がそれぞれ組み合わされて描かれた札。また、その3枚がそろった役。あか。→青短
いの‐しか‐ちょう【猪鹿蝶】
花札で、萩(はぎ)の10点(猪(いのしし))、紅葉(もみじ)の10点(鹿)、牡丹(ぼたん)の10点(蝶)の3枚。また、それをそろえた役。
うち‐きり【打(ち)切(り)】
1 途中でやめにすること。中止。「審議を—にする」 2 碁・花札などを、打ち終わること。
うち‐ふだ【打(ち)札】
1 花札などで、手の内から出す札。 2 立て札。高札(たかふだ)。「彼の寺に参り給ひたりけるに、書き置き給へる—あり」〈盛衰記・三九〉
おいちょ‐かぶ
《「おいちょ」は8、「かぶ」は9の数》花札賭博(とばく)の一。手札とめくり札との数の和の末尾が9またはそれに最も近い数を勝ちとする。かぶ。
おこし【起(こ)し】
1 起こすこと。 2 田畑を耕すこと。 3 花札で、めくり札を開くこと。また、その札。
おや【親/祖】
1 (親)子を生んだ人。父と母の総称。また、その一方。養父母などにもいう。また、人間以外の動物にもいう。「実の—」⇔子。 2 (親)同類を増やすもとになるもの。「サトイモの—」「—木」⇔子。 3...
から‐す【皆素】
花札の勝負で、初めに配られた7枚の札が、すべて点にならない素札(すふだ)であること。
から‐ふだ【空札】
1 トランプや花札などで、点数にならない札。 2 百人一首などの歌ガルタで、競技開始の合図、または用意をさせるために読む、読み札以外の札。