出典:gooニュース
高齢化で作り手不足の「花笠」ベトナムで初生産へ 「花笠まつりを次の世代に」存続への強い思いで実現【山形発】
まつり存続のため、今回初めて海外・ベトナムで花笠生産に踏み出した人物に話を聞いた。「今後は十分に提供できなくなる」山形の夏の風物詩「山形花笠まつり」。2024年夏、まつりに欠かせない「花笠」が足りなくなるという初めての事態に直面した。まつりで使われる花笠の9割以上を作っている「尚美堂」。
ベトナム製の花笠、出来は上々 ヤシの葉使用、試作品完成
山形花笠まつり(山形市、8月5~7日)で使われる花笠の安定供給に向け、9割以上を製造・販売している土産品卸・小売の尚美堂(同市)がベトナムの職人に委託していた試作品が完成した。従来品はスゲが原料だが、ベトナム製はヤシの葉を使っている。今月中にも本格製作に入り、3月をめどに約1500個を確保する。
福をもたらす花笠めざし5mの高さへ 岐阜・郡上市の長滝白山神社で「花奪い祭り」
拝殿につるされた花笠の花を参拝客が奪い合うことから、「花奪い(はなばい)祭り」とも呼ばれています。 国の重要無形民俗文化財に指定されている「延年の舞」が奉納される中、5mの高さにつるされた花笠に向かって若者が「やぐら」を組み、花笠を引き落とします。 花笠の花を持ち帰ると、商売繁盛や家内安全などの福がもたらされると言われています。
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