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花鳥諷詠の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

四季の移り変わりによる自然界や人間界のあらゆる現象を、そのまま客観的にうたうべきであるとする俳句理念。▽高浜虚子たかはまきょし提唱し、ホトトギス派の基本理念となった。「花鳥」は自然のたとえ。「諷詠」は詩歌をうたい作ること。
用例
栴堂せんどうは客観写生を喧やかましく言ったから、彼を崇拝するぬいが、花鳥諷詠に心をひき入れられたのは当然である。<松本清張・菊枕>

花鳥諷詠の解説 - 学研 四字熟語辞典

自然界と人間界の現象をそのまま客観的に歌いあげること。
注記
「花鳥」は、自然の美しい風物のたとえ。「諷詠」は、詩歌を歌い作ること。俳人の高浜虚子たかはまきょしが提唱し、のちにホトトギス派俳句の基本理念となった。
表記
「諷」を「風」と書きちがえない。

花鳥諷詠の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

近代俳句の理念の一。俳句は、四季による自然の現象とそれに伴う人事とを、先入観念を排して純粋に叙景的に詠むのが理想であるとするもの。高浜虚子が昭和2年(1927)に主唱して以来ホトトギス派の指導理念となる。

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