かこう‐はんがん【花崗斑岩】
花崗岩と同じ組成をもつが、石英・正長石などが斑晶(はんしょう)をなす岩石。
か‐さい【花菜】
花を食用とする野菜。カリフラワー・ブロッコリーなど。
かさい‐れっとう【花綵列島】
花綵(はなづな)のような形に配列している列島。アリューシャン・千島・日本・琉球(りゅうきゅう)の各列島をいう。弧状列島。
か‐ざい【花材】
生け花に用いる材料。木物(きもの)・草物(くさもの)・葉物(はもの)・つる物など種類も多く、ドライフラワー・金属・合成樹脂などの無機物も用いられる。
かざん‐じ【花山寺】
元慶(がんけい)寺の異称。
か‐し【花糸】
雄しべの、葯(やく)を支える糸状の柄。
か‐しき【花式】
花を構成する要素の種類・数・配置などを、記号と数字で表したもの。例えばスミレは、萼(がく)(K)5枚・花びら(C)5枚・雄しべ(A)5本・雌しべ(G)3本を、K5C5A5G3と表す。
かしき‐ず【花式図】
花を構成する要素の種類・数・配置などを、上から投影して描いた模式図。花図式。
か‐しゃ【花車】
1 (「火車」「香車」とも書く)遊女を監督・指揮する女。やり手ばばあ。「其次の御客は酒飲ませて…舞い玉うものと左(さ)る—めが申せしよし」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 遊女屋・揚屋・茶屋などの女主人。...
かしゃ‐がた【花車方/花車形】
歌舞伎で、年増・老女に扮する女方。また、その役柄。女歌舞伎のツレにあたる女房方(かかがた)から生まれた。老女方(ふけおやま)。女房方。嬶方(かかがた)。