いじめ【苛め/虐め】
肉体的、精神的に自分より弱いものを、暴力やいやがらせなどによって苦しめること。特に、昭和60年(1985)ごろから陰湿化した校内暴力をさすことが多い。 [補説]いじめ防止対策推進法では、児童や生...
いじめっ‐こ【苛めっ子】
弱い子供をいじめていばっている子。
いじめぼうしたいさくすいしん‐ほう【いじめ防止対策推進法】
学校におけるいじめの防止・早期発見・対処のための基本理念、いじめの禁止、関係者の責務などを定めた法律。平成25年(2013)施行。
いじ・める【苛める/虐める】
[動マ下一] 1 弱いものを苦しめ、痛めつける。つらく当たる。さいなむ。「小犬を—・める」「同級生によってたかって—・められる」 2 ことさらに厳しく扱う。「トレーニングでからだを—・める」
いら【苛】
[接頭]形容詞またはその語幹に付いて、かどばっている、はなはだしい、などの意を表す。「—たか」「息なまぐさし—ぐさし」〈酒食論〉
いら‐いら【苛苛】
[副](スル) 1 思いどおりにならなかったり不快なことがあったりして、神経が高ぶるさま。いらだたしいさま。「連絡がとれず、—する」 2 陽光などが強く照りつけるさま。じりじり。「—と畳のはし...
いらいら‐し・い【苛苛しい】
[形][文]いらいら・し[シク]心がいらだつさま。いらいらするさま。じれったい。「お島は—・い目をすえて、じっと見つめていたが」〈秋声・あらくれ〉
いら‐たか【苛高/刺高】
《「いらだか」とも》 1 角だってごつごつしていること。「—の老木にそひて」〈泣菫・零余子〉 2 「苛高数珠」の略。「持ったる—、知盛の首にひらりと投げかくれば」〈浄・千本桜〉
いらたか‐じゅず【苛高数珠】
そろばんの玉のように平たくて角の高い玉を連ねた数珠。修験者が用い、もむと高い音がする。いらたか。
いらだたし・い【苛立たしい】
[形][文]いらだた・し[シク]《動詞「いらだつ」の形容詞化》思いどおりにならなくて、焦るさま。落ち着かないでじりじりするさま。「なかなか許可がおりなくて—・い」 [派生]いらだたしげ[形動]い...