わか‐や・ぐ【若やぐ】
[動ガ五(四)]若々しくなる。また、若く見える。「—・いだ声」「気持ちが—・ぐ」
わかやま【若山】
姓氏の一。 [補説]「若山」姓の人物若山牧水(わかやまぼくすい)
わかやま‐ぶし【若山節】
浄璃瑠の一。貞享・元禄(1684〜1704)のころ、3世杵屋喜三郎の門弟若山五郎兵衛が、江戸で語り出して流行した。
わかやま‐ぼくすい【若山牧水】
[1885〜1928]歌人。宮崎の生まれ。本名、繁。尾上柴舟(おのえさいしゅう)に師事。前田夕暮とともに自然主義歌人として一時代を画した。旅と酒の歌が多い。歌誌「創作」を主宰。歌集「海の声」「別...
わかや・る【若やる】
[動ラ四]《「わか(若)ゆ」からの派生》若々しく見える。「沫雪(あわゆき)の—・る胸を」〈記・上・歌謡〉
わか・ゆ【若ゆ】
[動ヤ下二]若くなる。若やぐ。「老いず死なずの薬もが君が八千代を—・えつつ見む」〈古今・雑体〉
わか‐ゆ【若湯】
正月に初めて沸かす風呂。《季 新年》「皆旅の顔して—使ひけり/圭岳」
わかゆ【若鮎】
《「わかあゆ」の音変化》若いアユ。「松浦川玉島の浦に—釣る妹(いも)らを見らむ人のともしさ」〈万・八六三〉
わか‐らか【若らか】
[形動ナリ]若々しいさま。わかやか。「—に愛敬づき」〈大鏡・道長下〉
わかわか‐し・い【若若しい】
[形][文]わかわか・し[シク] 1 いかにも若く見える。「—・い声」 2 未熟である。子供じみている。「私は—・いと云われても、馬鹿気ていると笑われても」〈漱石・こゝろ〉 [派生]わかわかしげ...