か【菓】
[常用漢字] [音]カ(クヮ)(呉)(漢) おかし。「菓子/製菓・粗菓・茶菓・乳菓・氷菓・名菓・冷菓」 [補説]原義は、お茶うけなど食用とされる果実。
かく‐の‐このみ【香の菓】
《香りのよい果実の意》橘(たちばな)の果実。かくのみ。「多遅摩毛理(たぢまもり)を常世(とこよ)の国に遣はして、時じくの—を求めしめ給ひき」〈記・中〉
かく‐の‐み【香の菓】
「かくのこのみ(香の菓)」に同じ。「非時(ときじく)の—を求めしむ」〈垂仁紀〉
がん‐か【玩菓】
《「玩具菓子」の略》おまけを付けた菓子や飲料のこと。→食玩
ご‐か【五果/五菓】
5種類の果実。桃・李(すもも)・杏(あんず)・棗(なつめ)・栗。
ごもん‐か【御紋菓】
菊花紋や神社仏閣などの紋、各家の紋所をかたどった落雁2。紋菓。
さ‐か【茶菓】
茶と菓子。ちゃか。「—の接待」
じょう‐か【錠菓】
錠剤に似た形状の菓子。砂糖に香料・着色料を加え、粒状に圧縮したもの。ラムネなどの清涼菓子に多い。タブレット。
せい‐か【製菓】
菓子を作ること。「—業」
そ‐か【粗菓】
粗末な菓子。人に菓子をすすめるときなどに謙遜していう語。