いん【胤】
[人名用漢字] [音]イン(呉)(漢) [訓]たね 血筋。血筋をつぐ者。「胤裔(いんえい)/後胤・落胤」 [名のり]かず・つぎ・つぐ・つづき・み
おち‐ば【落(ち)葉】
1 散り落ちた木の葉。また、散ってゆく木の葉。落葉(らくよう)。《季 冬》「むさしのの空真青なる—かな/秋桜子」 2 貴人の落としだね。落胤(らくいん)。「朝臣(あそん)や、さやうの—をだに拾へ...
おとし‐ご【落(と)し子】
1 妻以外の女に生ませた子。落としだね。落胤(らくいん)。 2 大きな事件・事業などに付随して生じた物事。「戦争の—」
こぼれ‐だね【零れ種】
1 まいたのではなく自然に地面にこぼれ落ちた種子。また、それから生えてきた植物。 2 正妻以外の女性に生ませた子。おとしだね。落胤(らくいん)。
ご‐らくいん【御落胤】
⇒落胤
さむらいにっぽん【侍ニッポン】
郡司次郎正(じろうまさ)の小説。大老井伊直弼の落胤(らくいん)が、桜田門外の変で実父を斬るまでを描く。
伊藤大輔監督・脚本による映画の題名。昭和6年(1931)公開。出演、大河内伝次郎、梅村...
しんごじゅうばんしょうぶ【新吾十番勝負】
川口松太郎の時代小説。昭和32年(1957)から昭和34年(1959)にかけて「朝日新聞」に連載。将軍徳川吉宗の落胤(らくいん)である青年剣士を主人公とする活劇で、映画化もされた。続編に「新吾二...
らく‐いん【落胤】
身分の高い男が正妻以外の身分の低い女に生ませた子。おとしだね。御落胤。