おお‐びる【大蒜】
ニンニクの古名。〈和名抄〉
せき‐さん【石蒜】
ヒガンバナの別名。民間療法で鱗茎(りんけい)を乳腺炎などに用いる。
にん‐にく【大蒜/葫】
ヒガンバナ科の多年草。高さ約60センチ。全体に強いにおいがある。地下の鱗茎(りんけい)は灰白色で、数個の小鱗茎からなり、食用。強壮薬・香辛料などにも用いる。夏、茎の先に、長い包葉に包まれて白紫色...
ね‐びる【沢蒜/根蒜】
野蒜(のびる)の別名。
の‐びる【野蒜】
ヒガンバナ科の多年草。山野に生え、高さ約60センチ。全体にニラのようなにおいがする。球形の鱗茎(りんけい)から管状の葉を出し、夏、花茎の先に白紫色の花やその変化したむかごがつく。鱗茎や若葉を食用...
ひる【蒜/葫】
ネギ・ニンニク・ノビルなど、食用となるユリ科の多年草の古名。「醤酢(ひしほす)に—搗(つ)き合(か)てて鯛願ふ我にな見えそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)」〈万・三八二九〉