た・でる
[動ダ下一][文]た・づ[ダ下二] 1 はれものを薬湯で蒸す。湿布する。「股の所を白い湯でしきりに—・でて居る」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 虫害や湿害を防ぐために、木造船の船底をわらなどを燃や...
つと‐どうふ【苞豆腐】
豆腐の水分を絞ってくずし、わらなどの苞に入れ、ゆでるか蒸すかして固めたもの。醤油味で、またうま煮にして食べる。
な‐べ【鍋】
《肴(な)を煮る瓮(へ)の意》 1 食物を煮る、揚げる、ゆでる、蒸すなどの加熱調理をする器。金属製・陶器製などで、ふた・つる・取っ手などが付き、用途別に多くの種類がある。 2 鍋料理のこと。鍋物...
なま‐ふ【生麩】
小麦粉に含まれるでんぷん質を水で流し去り、残ったたんぱく質がグルテンを形成したものにもち米などを加え、ゆでるか蒸すかしたもの。汁の具や煮物に用いる。
ふかむし‐ちゃ【深蒸(し)茶】
チャの葉を蒸す工程で、普通より長時間蒸した緑茶。濃い色と味わいが特徴。
ブランチング【blanching】
冷凍野菜を作るときの、ゆでる、蒸すなどの加熱処理。野菜の酵素や微生物のはたらきを止め、加工や保存中の変化を防ぐ。
ほたる‐かご【蛍籠】
蛍を入れておくかご。《季 夏》「ことのほか蒸す夜となりぬ—/万太郎」
まん‐じゅう【饅頭】
《「じゅう(頭)」は唐音》小麦粉などの粉をこねた皮であんを包み、蒸すか焼くかしてつくった菓子。そばまんじゅう・酒まんじゅうなど種類が多い。中国で諸葛孔明(しょかつこうめい)が創始したと伝えられ、...
むし【蒸(し)】
1 蒸すこと。蒸したもの。「茶碗—」「酒(さか)—」 2 味噌(みそ)をいう女房詞。おむし。
むし‐かえ・す【蒸(し)返す】
[動サ五(四)] 1 一度蒸したものを再び蒸す。「赤飯を—・す」 2 一度解決した事柄を再度問題にする。「議論を—・す」