きょうかちねつ‐システム【強化地熱システム】
地下にある高温の岩盤に、人為的に裂け目をつくり、そこで蒸気を発生させ、発電に用いる仕組み。高温岩体発電を発展させたもの。井戸を掘って、大量の水と化学物質を高圧で注入し、高温岩体にネットワーク状の...
きょうと‐てつどうはくぶつかん【京都鉄道博物館】
京都市下京区にある鉄道専門の博物館。同地にあった梅小路蒸気機関車館と、大阪市港区の交通科学博物館の展示物を継承・発展させ、平成28年(2016)4月に開館。
きょう‐ふつ【共沸】
混合溶液を蒸留するとき、一定の圧力で一定の沸点を示し、そのとき発生する蒸気と溶液の組成が等しくなる現象。化合物と異なり、圧力を変えると組成は変化する。アゼオトロープ。
きょくせいそうけん‐うん【極成層圏雲】
極地や高緯度地域で、成層圏の高度20キロメートル付近に現れる特殊な雲。セ氏零下80度程度まで気温が下がり、大気中の水蒸気・硝酸・硫酸などが凝結することによって形成される。通常の雲よりも高い空にで...
きり【霧】
《動詞「き(霧)る」の連用形から》 1 地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞(...
き‐りょく【汽力】
蒸気の力。蒸気力。「—発電」
ぎょうけつ‐かく【凝結核】
大気中に含まれる水蒸気が凝縮して水滴を生じるときの核となる微粒子。塵埃(じんあい)・塩類の微粒子や炭粉など。核。
ぎんばん‐しゃしん【銀板写真】
よく磨いた銀の板に沃素の蒸気を当てて沃化銀の膜を生じさせ、それを感光板として画像を作る写真法。1837年、フランスのダゲールが発明。ダゲレオタイプ。
クイーンズタウン【Queenstown】
ニュージーランド南島南部の町。ワカティプ湖畔に位置する。1863年にショットオーバー川で金が発見され、ゴールドラッシュで一時賑わった。付近にスキー場が点在し、現在は観光保養地として人気がある。...
くう‐き【空気】
1 地球を包む大気圏の下層部分を構成する無色透明な混合気体。高度数十キロまでは、水蒸気を除くと組成がほぼ一定で、体積比で窒素78.09、酸素20.95、アルゴン0.93、二酸化炭素0.03のほか...