ぐ‐れん【紅蓮】
1 紅色の蓮(はす)の花。紅蓮華(ぐれんげ)。「—白蓮の香(におい)ゆかしく」〈露伴・五重塔〉 2 「紅蓮地獄」の略。 3 燃え盛る炎の色のたとえ。「—の炎」
さか‐ばす【逆蓮】
「ぎゃくれん(逆蓮)」に同じ。
しょう‐れん【青蓮】
「青蓮華(しょうれんげ)」の略。
すい‐れん【睡蓮】
1 スイレン科スイレン属の水生植物の総称。池・沼に生え、円形または卵形の基部に切れ込みのある葉を水面に浮かべる。夏、白・黄・赤色などのハスに似た花を水面上に開き、朝夕開閉する。温帯産のものから熱...
す‐ばす【酢蓮】
蓮根(れんこん)をさっとゆで、甘酢に漬けたもの。料理のあしらいや、散らしずしの具にする。酢蓮根。
そうふれん【相府蓮/想夫恋/想夫憐】
雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は古くに絶えた。古代中国の晋の大臣王倹が官邸の池に蓮(はす)を植えて愛したことを叙した曲という。日本では男を恋する女心の曲とされ、小督局(こごうの...
てっせん‐れん【鉄線蓮】
テッセンの別名。
でいちゅう‐の‐はちす【泥中の蓮】
《「維摩経」から》汚れた環境の中でもそれに影響されずに、清らかさを保っていることのたとえ。
にぎり‐ばす【握り蓮】
勾欄(こうらん)などの束(つか)の上に設け、手すりを支える蓮の葉形の彫刻装飾。
のうぜん‐はれん【凌霄葉蓮】
ノウゼンハレン科の蔓性(つるせい)の多年草。葉は円形でハスに似る。夏、葉のわきから出た長い柄の先に、黄色または赤色の5弁花を開く。ペルーの原産で、日本には江戸時代に渡来。ナスターチウム。金蓮花(...