出典:gooニュース
白河藩主・松平定信はどんな殿様だったの? 大河「べらぼう」登場
お堅く融通の利かない幕府老中首座・定信、一大名に戻って領民に尽くした白河藩主・定信。その「二面性」が定信を語るうえでの面白さだという。 白河藩主の面で文化・教養人として見ると、絵画を狩野派に、和歌は京都の公家に習う。青森から鹿児島に残る古美術などを調査・分類した「集古十種(しゅうこじっしゅ)」全85巻も出版した。「絵は文章を助ける」と絵師を派遣し、分かりやすいよう挿絵も収録。
池田家 歴代藩主手がけた書画解説 岡山市立中央図書館 12日に講座
岡山市立中央図書館(北区二日市町)は12日、岡山藩主池田家の歴代藩主が手がけた書画をテーマにした公開講座を開く。 江戸時代中期の継政や宗政、治政の書や水墨画を中心に同館が所蔵する約10点を飯島章仁学芸員が解説。写真を示しながら、歴代藩主の書、絵の技量や時代背景などを説明する。実物は館内に展示しており、見学できる。 無料。午後2時~4時。先着60人。
この藩主「名君」か「暗君」か…直木賞候補作・木下昌輝『秘色の契り 阿波宝暦明和の変 顛末譚』
今回の候補作は、大胆な藩政改革を担った型破りな藩主を描く、痛快エンタテインメントだ。 「徳島藩主の蜂須賀重喜という人物が大坂の藍商人に負けたという資料を読んで、この史実を小説として描いてみたいと思い、筆を執りました」 時は江戸中期、徳島藩蜂須賀家は、藩主が急逝し、新たな藩主選びに揺れていた。しかも、三〇万両もの借財を抱え、藩の財政は逼迫している。
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