いぼた‐の‐むし【水蝋の虫】
1 イボタガの幼虫。芋虫状で、体長は終齢で約8センチにもなる。頭部に黒い角(つの)があり、背は青白色。イボタノキ・モクセイなどの葉を食べる。古く肺結核・疳(かん)の薬とされた。 2 イボタロウム...
いぼたろう‐かたかいがらむし【水蝋蝋硬貝殻虫】
カタカイガラムシ科の昆虫。→いぼたろうむし
いぼたろう‐むし【水蝋蝋虫】
イボタロウカタカイガラムシの俗称。雌の成虫は暗褐色の約1センチの丸い殻を作り、5月ごろ産卵。雄は、7月ごろからイボタノキ・ネズミモチなどに寄生し、白色の蝋を分泌し、中でさなぎとなる。成虫は体長3...
いぼ‐むし【疣虫】
カマキリの別名。
いも‐むし【芋虫】
1 蝶や蛾の幼虫のうち、毛のないものの総称。特に、サツマイモの葉につくスズメガ類の幼虫。《季 秋》「—や半分蝶になりかかり/来山」 2 「俵返(たわらがえ)り」に同じ。
いら‐むし【刺虫】
イラガの幼虫。体長2センチくらいの毛虫で、黄・桃・青・黒色の色彩模様があり、毒針をもつ。
いわ‐むし【岩虫】
イソメ科の環形動物。海岸の岩の割れ目や砂泥中にすむ。体長約30センチ、赤褐色。体の前部は丸く、後部はしだいに扁平になる。釣りの餌に用い、「いわめ・いわいそめ・あかむし・ほんむし・どろむし・くろむ...
いんきん‐たむし【陰金田虫】
頑癬(がんせん)の俗称。
うじ‐むし【蛆虫】
1 うじ。 2 人間として扱う値打ちのないものの意で、人をののしっていう語。「この—どもめ」「—野郎」
うまおい‐むし【馬追虫】
キリギリス科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで2.8〜3.6センチ。体は緑色で、背に黒褐色のすじがある。前脚と中脚のすねに長いとげがあり、他の昆虫を捕食。雄の鳴き声はスイーッチョと聞こえ、馬子が馬...