こう‐さい【虹彩】
眼球の血管膜の前端部で、角膜の後方にある環状の膜。色素に富み、その沈着状態によって、茶色や青色の眼になる。中央の瞳孔(どうこう)で開閉を行って光の量を調節する。
こうさい‐えん【虹彩炎】
虹彩の炎症。目がかすんだり、白目が充血して痛んだり、涙が多く出たり、光をまぶしく感じたりする症状がみられる。
こうさい‐きん【虹彩筋】
眼球内の虹彩(こうさい)に存在し、瞳孔の縮小・拡大を担う、瞳孔括約筋・瞳孔散大筋の総称。
こうさい‐にんしょう【虹彩認証】
《iris authentication》生体認証の一。虹彩のしわのパターンをもとに本人確認を行う。虹彩のパターンが1〜2歳頃からほとんど変化しないことを利用したもの。アイリス認証。
こうさいもうようたい‐えん【虹彩毛様体炎】
虹彩および毛様体の炎症。細菌・ウイルスの感染によるもの、ベーチェット病などの疾患によるものなど、原因はさまざま。→葡萄膜(ぶどうまく)炎