あさ‐にじ【朝虹】
朝に立つ虹。雨の降る前兆。「—は雨、夕虹は晴れ」《季 夏》
かじょう‐にじ【過剰虹】
雨上がりなどに通常見られる虹(主虹)の内側、および副虹の外側にある虹。前者の方が後者よりも見やすく、ときに同心円状の縞模様を成しているのが見られる。干渉虹。
かわじ‐りゅうこう【川路柳虹】
[1888〜1959]詩人・美術評論家。東京の生まれ。聖謨(としあきら)の孫。名は誠。日本最初の口語自由詩「塵溜(はきだめ)」を発表。詩集「路傍の花」「かなたの空」、詩論「詩学」など。
かんしょう‐にじ【干渉虹】
⇒過剰虹
くものなかのにじ【雲の中のにじ】
庄野英二による長編の児童文学作品。昭和40年(1965)刊。挿絵は寺島竜一。翌昭和41年(1966)、第4回NHK児童文学賞奨励賞受賞。
げっ‐こう【月虹】
月の光によって生じる虹。光が弱いので白く見える。
さかさ‐にじ【逆さ虹】
⇒環天頂アーク
しゅ‐にじ【主虹】
雨上がりなどに通常見られる虹。その外側に、色の並びが逆になった副虹が常に対となって現れるが、色が薄いため観測しづらい。第一次虹。
じゅうりょくのにじ【重力の虹】
《原題Gravity's Rainbow》ピンチョンの長編小説。1973年刊。同年の全米図書賞を受賞したが、授賞式に作者が現れず物議をかもした。ポストモダン文学の代表的作品の一つ。
だいいちじ‐にじ【第一次虹】
⇒主虹