さんご‐へび【珊瑚蛇】
コブラ科サンゴヘビ属の毒蛇の総称。全長60〜80センチ。強い毒をもつが、性質は攻撃的ではない。赤・黄・黒の鮮やかな縞模様は警戒色。熱帯アメリカに分布。
しま‐へび【縞蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。無毒。全長約1.5メートル。体は褐色で4本の黒褐色の縦縞がある。全身黒色のものはカラスヘビと呼ぶ。カエル・トカゲ・ネズミ・小鳥などを捕食。日本特産。《季 夏》
しゅんいん‐しゅうだ【春蚓秋蛇】
《「晋書」王羲之伝賛から》春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。
しろ‐へび【白蛇】
アオダイショウの白化したもの。山口県岩国市に生息するものは、神の使いとして特に昔から保護されてきた天然記念物。
じゃ【蛇】
1 大きなヘビの総称。おろち。うわばみ。「鬼が住むか—が住むか」 2 《「蛇之助」の略》大酒飲み。酒豪。「どちらへ似ても—の子孫」〈浄・淀鯉〉
じゃ【蛇】
[常用漢字] [音]ジャ(呉) ダ(慣) [訓]へび くちなわ 〈ジャ〉 1 へび。「蛇身/大蛇・毒蛇」 2 へびの形に似たもの。「蛇口(じゃぐち)・蛇腹(じゃばら)」 〈ダ〉へび。「蛇蝎(...
蛇(じゃ)の道(みち)は蛇(へび)
同類のすることは、その方面の者にはすぐわかるというたとえ。 [補説]この句の場合、「蛇の道」を「へびの道」とは読まない。
だ【蛇】
⇒じゃ
だい‐じゃ【大蛇】
大きなへび。おろち。
ちょう‐だ【長蛇】
1 長いへび。大蛇(だいじゃ)。 2 長く並んでいるもののたとえ。 3 兵法で、陣立ての一。1列に長く並び、蛇の首が尾を、尾が首を、また、首尾が中をそれぞれ救うように、各隊が互いに呼応して進む陣形。