はち【蜂】
1 膜翅(まくし)目のうち、アリを除く昆虫の総称。二対の膜質の翅(はね)をもち、後ろ翅は小さく、前翅の後縁にかぎで連結される。産卵管の変化した毒針をもつものもある。完全変態をする。木の枝や軒先・...
はちおか‐でら【蜂岡寺】
広隆寺(こうりゅうじ)の古称。
はち‐くま【蜂角鷹/蜂熊】
タカ科の鳥。全長約60センチ。外見がクマタカに似る。ハチの幼虫・さなぎを好むが、カエル・ヘビなども食べる。ユーラシア中部に分布。日本には夏鳥として渡来。
はち‐す【蜂巣】
ハチの巣。
はちす‐おり【蜂巣織(り)】
織物の表面に細かいひし形または方形の凹凸を作る織り方。また、その織物。枡(ます)織り。
はちすか【蜂須賀】
姓氏の一。 [補説]「蜂須賀」姓の人物蜂須賀家政(はちすかいえまさ)蜂須賀小六(はちすかころく)蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)
はちすか‐せん【蜂須賀線】
動物地理区の境界線の一。沖縄諸島と八重山諸島の間に引かれる。鳥類の分布の違いに基づき、大正15年(1926)に蜂須賀正氏が提唱し、山階芳麿が命名。この境界の南側では、陸産貝類や淡水性の甲殻類に台...
はち‐すずめ【蜂雀】
ハチドリの別名。
はち‐どり【蜂鳥】
アマツバメ目ハチドリ科の鳥の総称。南北アメリカに300種以上が知られ、主に熱帯・亜熱帯林にすむ。全長7センチ以下のものが多く、最小種は約5センチで、鳥類中でいちばん小さい。雄の羽色は多彩で金属光...
はち‐の‐こ【蜂の子】
1 ハチの幼虫。特に、クロスズメバチの幼虫。信州地方で甘露煮や蜂の子飯などにして賞味。《季 秋》 2 カヤ(榧)の実のこと。