いな‐ご【稲子/蝗】
イナゴ科イナゴ属の昆虫の総称。ハネナガイナゴ・コバネイナゴなど。体長2〜4センチ。背部が褐色、ほかは黄緑色のものが多い。水田や湿田に夏から秋に多くみられ、稲などの害虫。つくだ煮などにして食べる。...
おんぶ‐ばった【負蝗虫】
直翅(ちょくし)目オンブバッタ科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで雄が約2.2センチ、雌が約3.7センチ。体は緑色または淡褐色。雌が交尾期に雄を背負うところからの名。
かわら‐ばった【河原蝗虫】
バッタ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。河原にすみ、体は青みを帯びた灰色で、小石の色に似る。後ろ翅(ばね)は青色で、飛ぶとよく目立つ。
きちきち‐ばった【きちきち蝗】
1 《飛びながらたてる音から》ショウリョウバッタの雄の俗称。《季 秋》 2 ショウリョウバッタモドキの旧称。
くびきり‐ばった【首切蝗】
クビキリギスの別名。
くるま‐ばった【車蝗虫】
バッタの一種。大形で緑色。草地に多く、トノサマバッタに似るが、後ろ翅(ばね)に黒色の弧状の紋があり、翅を広げて跳ぶと、この模様が車の回っているように見える。
こめつき‐ばった【米搗き飛蝗】
1 ショウリョウバッタの別名。 2 「米搗虫(こめつきむし)」に同じ。 3 人に取り入ろうとして、やたらにおじぎを繰り返す者をあざけっていう語。
さばくとび‐ばった【砂漠飛(び)飛蝗】
サバクバッタの別名。
さばく‐ばった【砂漠飛蝗】
バッタの一種。体長は6〜7センチ。アフリカ北部やアジア南西部の乾燥地帯に分布。時に大発生し、大群をなして風に乗り一日に100キロ以上も移動して農作物を食い尽くす。サバクワタリバッタ。サバクトビバ...
さばくわたり‐ばった【砂漠渡り飛蝗】
サバクバッタの別名。