はこ‐えび【箱海老】
イセエビ科のエビ。水深30〜200メートルの砂泥底にすむ。体長36センチくらい。イセエビに似るが、頭胸甲は箱形で、朱赤色。本州中部以南に分布。食用になる。
バナメイ‐えび【バナメイ海老】
《バナメイは学名のLitopenaeus vannameiから》十脚目クルマエビ科のエビ。体長約15〜20センチ、体は薄い褐色で脚が白い。中南米の太平洋岸に生息。食用として東南アジアなどでさかん...
ほうねん‐えび【豊年蝦】
ホウネンエビ科の甲殻類。エビのような形をし、体長2センチほどで殻をもたない。背を下にし、11対ある脚を動かして泳ぐ。6月ごろ水田にみられ、大発生すると豊年の前兆といわれる。豊年虫。
ほし‐えび【干し海老/乾し蝦】
エビを素干し、または煮干しにしたもの。
ほっかい‐えび【北海海老】
タラバエビ科の甲殻類。浅海にすむ体長約15センチのエビ。体に数本の淡緑色の縦縞がある。北海道以北に分布。
ほっこく‐あかえび【北国赤海老】
タラバエビ科の甲殻類。体長12センチくらいのエビで、全身赤色。富山県以北の日本海に産し、刺身やすし種にする。あまえび。
ぼたん‐えび【牡丹海老/牡丹蝦】
十脚目タラバエビ科のエビ。日本固有種で、北海道の内浦湾から高知県の土佐湾にかけて分布。体長約20センチで、濃い黄赤色に赤色の斑点(はんてん)がある。食用。
むき‐えび【剝き蝦】
小エビの頭・殻・尾を取り除いたむき身。また、干しエビの殻を取り除いたもの。
も‐えび【藻蝦】
クルマエビ科の甲殻類。体長12センチくらい。全体に淡青緑または淡黄色で、内湾のアマモなどの生える泥底に多い。食用。
よこ‐えび【横蝦】
端脚目ヨコエビ科の甲殻類の総称。多くは海産で、海藻の間や石の下にすむ。体長1センチ以下のものが多く、形はエビに似るが、左右から押しつぶしたように平たい。魚類の天然飼料。