はつ‐ちょう【初蝶】
その春にはじめて見る蝶。《季 春》
はなぶさ‐いっちょう【英一蝶】
[1652〜1724]江戸前・中期の画家。京都の人。英派の祖。初名は多賀朝湖。幕府の怒りに触れて三宅島に流され、赦免後、英一蝶と改名。初め狩野派の門に入ったが、のち風俗画に転じ、軽妙洒脱な画風を...
ばば‐こちょう【馬場孤蝶】
[1869〜1940]英文学者・翻訳家・随筆家。高知の生まれ。本名、勝弥。辰猪(たつい)の弟。島崎藤村・戸川秋骨らと親交を結び、「文学界」同人となった。慶大教授。著「明治文壇回顧」など。
ひおどし‐ちょう【緋威蝶/緋縅蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張7センチくらいで、表面は朱褐色の地に黒斑があり、外縁に黒色帯がある。裏面は黒褐色。幼虫はエノキの葉を食う。
ひかげ‐ちょう【日陰蝶】
ジャノメチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張5〜6センチで茶褐色、前翅に淡色の斜めのすじがあり、後ろ翅には5個の白紋がある。林間に多い。幼虫の食草は竹・笹類。
ひめ‐しろちょう【姫白蝶】
シロチョウ科の昆虫。山地に多い。モンシロチョウより小形で、全体に白く、前翅(まえばね)の先に黒紋がある。
ひょうもん‐ちょう【豹紋蝶】
1 ヒョウモンチョウ亜科の昆虫。翅(はね)は開張5〜6センチ、橙黄褐色の地に黒紋が散在する。山地や高原に多く、低い所を飛び、花に集まる。幼虫の食草はワレモコウ。なみひょうもん。 2 鱗翅(りんし...
べに‐しじみ【紅小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約3センチ。翅は光沢の強い橙赤色に数個の黒紋が散在。幼虫の食草はギシギシ・スイバなど。
べに‐ひかげ【紅日陰蝶】
ジャノメチョウ科の昆虫。翅(はね)の開張約4.5センチ。翅は黒褐色で、前翅に数字の8のような橙紅色の紋がある。本州中部以北の高山や北海道の草原でみられ、幼虫の食草はスゲ類。
まだら‐ちょう【斑蝶】
鱗翅(りんし)目マダラチョウ科の昆虫の総称。中形から大形で、翅(はね)は丸みを帯び、さまざまな斑紋があり、後ろ翅には突起がない。アサギマダラ・オオゴマダラなど。