みすじ‐ちょう【三条蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約6.5センチ。翅は黒色の地に3本の白斑列がある。5、6月ごろ山地にみられ、樹上を高く飛ぶことが多い。幼虫はカエデ類の葉を食べる。
みどり‐しじみ【緑小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)は雄では表面が緑色で外縁に黒色の帯があり、雌では黒褐色で前翅中央に紫色部分がある。幼虫はハンノキ類の新芽や若葉を食べる。ゼフィルスとよばれるものの一。
みやま‐しろちょう【深山白蝶】
シロチョウ科のチョウ。高山チョウの一。翅(はね)の開張6.4センチくらい。スジグロシロチョウに似るが、翅は半透明。幼虫はメギなどの葉を食べ、糸をはいて共同の巣を作って暮らす。
むみょうのちょう【無明の蝶】
出久根達郎の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は平成2年(1990)の刊行。収録作のうち表題作と「猫じゃ猫じゃ」「四人め」「とろろ」の4作が、第104回直木賞の候補作となる。
むらさき‐しじみ【紫小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張約3.5センチ。翅の中央部が金属光沢のある紫色。花に来ることは少ない。幼虫はカシ類の新芽を食べ、成虫で越冬する。
めいちょう【迷蝶】
本来はその地域に生息も渡来もしない蝶で、偶発的に台風で飛ばされるなどして迷い込んで現れるもの。日本における発見例は南西諸島に多い。
め‐ちょう【雌蝶】
1 めすの蝶。→雄蝶(おちょう) 2 「雄蝶雌蝶2」の、雌の蝶にかたどった折り紙。→雄蝶
モルフォ‐ちょう【モルフォ蝶】
⇒モルフォ
もんき‐ちょう【紋黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。早春から出現する。翅(はね)の開張約5センチ。雄の翅は黄色で、前翅の外縁に黒紋、後ろ翅の中央に黄白色の円紋をもつ。雌は黄色と黄白色とがある。幼虫の食草はウマゴヤシ・コマツナ...
もんしろ‐ちょう【紋白蝶】
シロチョウ科のチョウ。最も普通にみられるチョウで、翅(はね)の開張5、6センチ。翅は白色で、前翅の先端が黒く、前翅に二点、後ろ翅の前縁に一点の黒紋がある。幼虫は菜の青虫・菜種虫などとよばれ、キャ...