こ‐はつ【孤発】
ときどき発生すること。散発的に発生すること。とくに医学用語として、ある患者の病気が血縁者に多発していないこと。
さし‐はな・る【差し離る】
[動ラ下二] 1 離れる。隔たる。「住み馴れし所を—・れて」〈浜松・四〉 2 関係・血縁が薄くなる。「さすがに—・れたる人ならばともかくもすべきに」〈落窪・一〉
さし‐わたし【差(し)渡し】
1 一方から他方へかけ渡すこと。また、その長さ。 2 直径。「—二メートルの巨木」 3 直接つながっていること。また、血縁であること。「故斎とは—の従弟(いとこ)なり」〈浮・新永代蔵〉
さる‐に【猿似】
血縁関係がないのに、顔かたちが似ていること。そらに。「他人の—」
しぜん‐けつぞく【自然血族】
自然の血縁関係によって結ばれた人々。→法定血族
しぜん‐しゃかい【自然社会】
血縁または地縁によって、個人の意志や目的と関係なく成立している社会。→人為社会
し‐ぞく【氏族】
共通の祖先をもつこと、あるいは、もつという意識による連帯感のもとに構成された血縁集団。父系もしくは母系のどちらか一方の血縁関係によって結ばれている。「—社会」
しん‐し【親子】
1 親と子。おやこ。 2 法律で、直系一親等の自然的血縁関係のある実親子、または法定血族である養親子。
しん‐せき【親戚】
血縁や婚姻によって結びつきのある人。親類。 →親類[用法]
しん‐ぞく【親族】
1 血縁関係・婚姻関係のある人々。親類。親戚(しんせき)。 2 民法上、六親等内の血族および配偶者と、三親等内の姻族。 →親類[用法]