けつえき‐しきそ【血液色素】
⇒血色素(けっしきそ)
けつえき‐じゅんかん【血液循環】
血液が血管を通り一定の方向に巡り流れること。心臓の収縮が原動力となり、全身を循環する。大循環(体循環)と小循環(肺循環)とに分けられる。
けつえき‐せいざい【血液製剤】
輸血用や治療用に、人間の血液から製する薬剤。全血・血液成分・血漿(けっしょう)分画の各製剤に分けられる。
けつえき‐センター【血液センター】
輸血用の血液を供血者・献血者より採取して検査・保存管理し、必要に応じて医師・医療機関に供給する施設。日本赤十字社が昭和27年(1952)に創設。
けつえき‐ぞう【血液像】
血液中の赤血球・白血球・血小板などの数・形・大きさ・組織学的所見などのこと。また、白血球の百分比を調べることにいう。
けつえきちゅう‐にょうそちっそ【血液中尿素窒素】
血液中の尿素に含まれる窒素。体内でエネルギーとして消費されたたんぱく質の老廃物で、肝臓でアンモニアと二酸化炭素から合成され、腎臓から排出される。腎機能や肝機能の検査項目として用いられる。尿素窒素...
けつえき‐とうせき【血液透析】
腎臓の機能不全によって有害な老廃物が腎臓で除去できなくなった場合などに、透析療法(人工透析)を行って血液を浄化する治療法。HD(hemodialysis)。
けつえきとうせき‐き【血液透析器】
⇒ダイアライザー
けつえきとうせきろか‐ほう【血液透析濾過法】
体外循環によって、血液中に溜まった有害物質を除去したり、不足している物質を補充したりする治療法。血液濾過透析法。HDF(hemodiafiltration)。
けつえき‐どく【血液毒】
血液中の赤血球破壊など血液の障害を起こさせる毒。水銀・燐(りん)・鉛・ベンゼンや、マムシ・ハブの毒など。