エックスれんさ‐むガンマグロブリンけっしょう【X連鎖無ガンマグロブリン血症】
X染色体にあるBTKという遺伝子の異常による無ガンマグロブリン血症。原発性免疫不全症候群の一つ。基本的に男児に発症。抗体の産生に関わるB細胞の分化が阻害され、細菌による感染症を起こしやすくなる。...
エボラ‐しゅっけつねつ【エボラ出血熱】
エボラウイルスの感染による、致死率の高い急性の感染症。突然の発熱・脱力感・筋肉痛・頭痛・のどの痛みなどに始まり、嘔吐・下痢、腎機能や肝機能の低下がみられ、さらに悪化すると出血しやすくなる。発症し...
エムエヌしき‐けつえきがた【MN式血液型】
人間の血液型分類方式の一。血球中の凝集原であるM抗原とN抗原の有無により、血液をM・N・MNの3型に分ける。親子鑑定などに利用される。
エーぐん‐ようけつせいれんさきゅうきん【A群溶血性連鎖球菌】
溶血性連鎖球菌のうち、血清学的分類でA群に属するものの総称。化膿連鎖球菌。A群連鎖球菌。A群溶連菌。溶連菌。GAS(group A streptococci)。
エービーオーしき‐けつえきがた【ABO式血液型】
人間の血液型分類方式の一。AおよびBの凝集原と抗Aおよび抗Bの凝集素の有無により、A・B・O・ABの4型に分ける。血液型のうちで最初に発見され、臨床的にも最も重要。
おうけつ‐えん【黄血塩】
フェロシアン化カリウムの異称。黄色く、古くは動物の血液などから製したのでこの名がある。
おうしょく‐けつろえん【黄色血滷塩】
フェロシアン化カリウムのこと。
おうだんしゅっけつせい‐レプトスピラびょう【黄疸出血性レプトスピラ病】
レプトスピラ病の一。ドブネズミの病原体を含む排泄物(はいせつぶつ)の混入した水から皮膚に感染して起こることが多く、高熱・頭痛・筋肉痛・嘔吐(おうと)や目の充血がみられ、黄疸や鼻・歯肉・皮下の出血...
おうはんか‐けっしゅ【黄斑下血腫】
黄斑部の網膜下で出血し、血液がたまった状態。加齢黄斑変性症や網膜細動脈瘤などによって起こる。放置すると網膜の機能が低下するため、早期の治療が必要。治療法として硝子体手術や血腫移動術などがある。
お‐けつ【悪血】
病毒を含んだ血。くろち。わるち。あくち。