あい‐し【相仕/相衆】
1 一緒に仕事をする者。「九右衛門、—ら招き寄せ、小声になって」〈浄・博多小女郎〉 2 組になって客に呼ばれる芸者。特に、江戸新吉原で、二人一組で客の席に出る芸者が互いに相手のことをこう呼んだ。
いが‐しゅう【伊賀衆】
「伊賀者(いがもの)」に同じ。
いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
いんざん‐しゅう【院参衆】
江戸時代、院の御所に勤めて事務を執っていた公家衆。
うごう‐の‐しゅう【烏合の衆】
《「後漢書」耿弇伝から》規律も統一もなく寄り集まった群衆。
うち‐しゅ【内衆】
その家に使われている人々。使用人・家来など。「主人達から—まで、人らしい人はない」〈浄・女護島〉
えごう‐しゅう【会合衆】
室町時代、都市の自治活動の指導を行った特権的な商人層。特に、堺の納屋衆(なやしゅう)が著名。
え‐しゅ【会衆】
法会(ほうえ)・説法などに集まった人々。
おおばん‐しゅう【大番衆】
鎌倉時代、大番役勤務の武士たち。
おかち‐しゅう【御徒衆】
⇒徒衆(かちしゅう)