ゆき‐どまり【行(き)止(ま)り】
道などで、行く手がふさがっていて、それ以上行けないこと。また、その場所。いきどまり。「この先は—です」
いき‐どま・る【行(き)止(ま)る】
[動ラ五(四)]⇒ゆきどまる
ゆき‐どま・る【行(き)止(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 進んで行って、そこで止まる。いきどまる。「砂利を軋(きし)る車輪がはたと—・った」〈漱石・虞美人草〉 「待つ人は—・りつつあぢきなく年のみ越ゆるよさのおほ山」〈和泉式部集〉...
ゆき‐なやみ【行(き)悩み】
行き悩むこと。物事が思うように進まないこと。いきなやみ。
ゆき‐なや・む【行(き)悩む】
[動マ五(四)] 1 うまく進めなくて苦労する。「吹雪で—・む」 2 物事が思うように進まないで苦しむ。「交渉が—・む」
ゆき‐なり【行(き)成り】
[名・形動]「いきなり」に同じ。「両人は—にかたわらへねころぶと」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 [副]「いきなり」に同じ。「いづみ湯に入るト—はだかになり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
ゆきなり‐さんぼう【行き成り三宝】
「いきなりさんぼう」に同じ。
ゆき‐ぬけ【行(き)抜け】
[名・形動] 1 通り抜けること。また、その所。いきぬけ。 2 限度のないこと。また、そのさま。いきぬけ。「そんな—の人と成でもなさそうであった」〈漱石・行人〉
ゆき‐の‐つどい【行きの集ひ】
大勢が行き集まること。また、その場所。「里人の—に泣く子なす」〈万・三三〇二〉
ゆき‐は【行き端】
行った先。ゆくえ。いきは。「金の—をうち問はんと」〈浄・関取二代勝負付〉