足(あし)を向(む)・ける
1 その方向へ行く。 2 (「足を向けて寝られない」の形で)ある人に感謝・尊敬の気持ちを表すときに用いる。
あじ‐むら【䳑群】
アジガモの群れ。「山の端に—騒き行くなれど我はさぶしゑ君にしあらねば」〈万・四八六〉
あずま‐くだり【東下り】
京都から東国へ行くこと。中世・近世には、もっぱら鎌倉・江戸へ行くことをさす。海道下り。
あずま‐じ【東路】
京都から東国へ行く道。東海道・東山道をさす。また、一般に東国地方。
あそ・ぶ【遊ぶ】
[動バ五(四)] 1 スポーツ・趣味など好きなことをして楽しい時間を過ごす。「野球をして—・ぶ」「よく学び、よく—・べ」 2 何もしないでぶらぶらして時を過ごす。決まった仕事・職がなく暇でいる。...
あた・う【能う】
[動ワ五(ハ四)]《もと必ず打消しを伴い、活用語の連体形に「こと」や助詞「に」を付けて「…にあたわず」「…ことあたわず」の形で多く用いられたが、明治以後は肯定の言い方もみられる》 1 可能の意を...
あと‐つけ【後付け/跡付け】
1 江戸時代、客の乗った馬の後方に荷をつけること。また、その荷。武士の乗る場合は多く刀箱であった。「—あけて路銀のうち十両、当分入り用に使ひ給へと渡せば」〈浮・新可笑記・五〉 2 芸者が付き添い...
あと‐のり【後乗り】
1 行列の最後尾を騎馬で行くこと。また、その人。⇔先乗り。 2 後陣となって最後に城に乗り入れること。 3 ワンマンバスなどで、後ろの乗降口を乗り口にすること。うしろのり。「—前降り」
あと‐び【後火/跡火】
1 嫁に行く娘を生家から送り出したあと、門前でたく火。 2 葬式を出したあとに門前でたく火。送り火。「—の火箸といふこと、などてか、世になきことならねど」〈枕・一四一〉
跡(あと)をつ・ける
1 痕跡(こんせき)をとどめる。跡を残す。 2 人・車などのあとを悟られないようについて行く。尾行する。「怪しい人物の—・ける」