たけきり‐まつり【竹切祭】
京都市の鞍馬寺で6月20日に行われる行事。本堂前に並べた大竹4本を、東西に分かれた法師が山刀で切り、その遅速でその年の豊凶を占う。鞍馬の竹伐(き)り。《季 夏》
たけなわ【酣/闌】
[名・形動]行事・季節などが最も盛んになった時。盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時。また、そのようなさま。真っ盛り。真っ最中。「酒宴は今が—だ」「春—な(の)山野に遊ぶ」「齢(よわい)—」
たこ‐あげ【凧揚げ】
たこを空高くあげること。また、その行事。《季 春》
たこ‐がっせん【凧合戦】
凧を高く揚げて、その距離を競ったり、凧の糸を切り合ったりする遊び。地方によっては年中行事としたり、2、3メートルの大凧を作ったりして行うところもある。《季 夏》
た‐さい【多彩】
[名・形動] 1 色の種類の多いこと。いろどりが多く美しいこと。また、そのさま。「—なネオンサイン」 2 変化や種類が多くにぎやかなこと。また、そのさま。「—な顔ぶれ」「—な行事」
たたき‐な【叩き菜】
七草がゆに用いる菜。正月6日の晩あるいは7日の朝にまな板にのせてたたく行事がある。
たな‐ばた【七夕/棚機/織女】
五節句の一。7月7日の行事。この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをし...
たのかみ‐おくり【田の神送り】
田の神が山に帰るのを送る農村の行事。9月9日のお九日(くにち)、10月10日の十日夜(とおかんや)、11月の霜月祭りなど、地方によって日は異なる。
たのむ‐の‐いわい【田の実の祝(い)】
1 陰暦8月1日、稲の初穂を田の神・氏神などに供える穂掛けの行事。また、贈り物を相互に取り交わした民間行事。田の実の節。 2 《「たのむ」が「頼む」に通じるところから》主君に太刀・馬・唐物などを...
たまぎく‐どうろう【玉菊灯籠】
玉菊の追善のため新吉原で引手茶屋の軒ごとに掛け連ねた盆灯籠。年中行事の一つとなった。