いきなり‐さんぼう【行き成り三宝】
[名・形動]「いきなり」を強めた言い方。「さあ是からは—お先真っ暗、常闇(とこやみ)の国」〈洒・塩屋之松〉
いき‐ば【行き場】
⇒ゆきば
いき‐ぶれ【行き触れ】
「ゆきぶれ」に同じ。「いかなる—にかからせ給ふぞや」〈源・夕顔〉
いき‐もどり【行き戻り】
⇒ゆきもどり
いけ‐いけ【行け行け】
[名・形動]《動詞「い(行)く」の命令形を重ねた語。「イケイケ」と書くことも多い》調子に乗って怖いものなしの高揚した気分を表す語。やたらに元気がいいこと。また、そのさま。のりのり。いけいけどん...
いけ‐くち【行け口】
酒などを相当に飲める人。「これくらいなら、まあ害はあるまい。お前は元来—のほうなんだからな」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
行(い)ったきり雀(すずめ)
《「舌切り雀」のもじり》出て行ったきりで帰ってこないこと。また、その人。
いって‐きます【行って来ます】
[感]外出するときのあいさつの言葉。丁寧に言うときは「行って参ります」。
いって‐こい【行って来い/往って来い】
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから—だ」 2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻るこ...
いって‐らっしゃい【行ってらっしゃい】
[感]《「行っていらっしゃい」の略》外出する人を送り出すときのあいさつ。「『行ってきます』『—』」