うわ‐なり【上鳴り/表鳴り】
笙(しょう)などを吹くとき、正しい音以外に、他の箇所の管中の薄片が共鳴して軽く発する不必要な音。
うわ‐むしろ【表筵/上蓆】
帳台の内の畳の上に敷く敷物。唐綾(からあや)の表に錦のへりをつけ、裏をつけて中に綿を入れる。
うわ‐も【上裳/褶/表裳】
律令制の礼服(らいふく)で、下半身にまとう裳の一。男子は袴(はかま)の上に、女子は下裳に重ねてつけた。ひらみ。しびら。うわみ。
おも‐て【表】
《「面(おもて)」と同語源》 [名] 1 物の二つの面のうち、主だったほう。表面。また、外側。「答案は—を上にして集める」「コインを投げて—か裏かで占う」「鏡の—」⇔裏。 2 他のものより前に...
おもて‐あみ【表編み】
棒針で編む基礎編みの一。メリヤスの表側と同様の編み目になる編み方。メリヤス編み。⇔裏編み。
おもて‐うら【表裏】
1 表と裏。 2 人目に立つ態度と、心のうち。「—のない人物」
おもて‐かいどう【表街道】
1 正式の街道。本街道。⇔裏街道。 2 まともで正しい人生、また、人の目に立つ華やかな経歴のたとえ。⇔裏街道。
おもて‐かた【表方】
劇場で、営業・会計・観客係などの事務系統の人。→裏方
おもて‐かんばん【表看板】
1 劇場の正面に掲げる、出演者名や演目名などを書いた看板。 2 世間に対して掲げる名目。「低利金融を—にして詐欺を働く」
おもて‐がえ【表替え】
畳表を新しくすること。