さい【裁】
[音]サイ(漢) [訓]たつ さばく [学習漢字]6年 1 布を断ち切る。「裁断・裁縫」 2 是非善悪を判断して決める。処理する。「裁定・裁判/決裁・親裁・制裁・総裁・仲裁・独裁」 3 外見。「...
さい‐か【裁可】
[名](スル) 1 判断して許可すること。特に、君主が臣下の提出する議案を裁決し、許可すること。裁許。「申請を—する」「—を仰ぐ」 2 明治憲法下で、天皇が議会の議決した法律案・予算案を承認する...
さい‐きょ【裁許】
[名](スル) 1 役所などが裁決して許可を与えること。裁可。「申請を—する」 2 中世・近世、判決の称。また、判決を与えること。
さいきょ‐じょう【裁許状】
中世・近世、判決文を記した文書。
さいきょ‐どめ【裁許留】
江戸幕府評定所の民事裁判記録。元禄15年(1702)から慶応3年(1867)にいたる判例を収録。原本は関東大震災で焼失し、現在は副本2冊が残るのみ。
さい‐けつ【裁決】
[名](スル) 1 その物事がよいか悪いかを裁いて決定すること。また、それを申し渡すこと。「—を仰ぐ」「どちらが正しいか先生に—してもらう」 2 審査請求または再審査請求に対し、行政庁が判断を与...
裁決(さいけつ)流(なが)るる如(ごと)し
てきぱきと裁きを下し、少しも滞ることのないさま。
さいけつ‐の‐しんせい【裁決の申請】
公法上の法律関係における争いまたは疑いがある場合に、当事者が権限のある行政庁に判断を求める行為。裁定の申請。決定の申請。
さい・する【裁する】
[動サ変][文]さい・す[サ変] 1 布などを裁断する。「余が敝袍は俸禄を偸まずして之を—・し」〈服部誠一訳・春窓綺話〉 2 判定する。さばく。「一家の主人にてありながら自ら家政を—・するの権な...
さい‐だん【裁断】
[名](スル) 1 物を断ち切ること。特に、型に合わせて布・紙・革などを切ること。「型紙に合わせて生地を—する」 2 物事の善悪・適否を判断して決めること。「—を下す」「—を仰ぐ」