け‐うら【毛裏】
衣服の裏に毛皮がついていること。また、その衣服。裏毛。
けしょう‐やねうら【化粧屋根裏】
天井を張らず、梁(はり)・垂木など屋根裏が見える構造。
げい‐うら【芸裏】
《花道での役者の芸を背後から見るところから》歌舞伎で、舞台に向かって花道の左側の観客席。⇔芸表(げいおもて)。
こうひょう‐り【好評裏/好評裡】
(「好評裏に」「好評裏の」の形で)好評な状態で。好評なうちに。「—に閉幕する」
ごく‐り【獄裏/獄裡】
監獄の中。獄内。獄中。
さし‐うら【差裏】
腰に刀を差したときの、鞘(さや)の、からだに接する側。⇔差表。
さと‐だいり【里内裏】
内裏の外に、一時仮に設けられた御所。多くは外戚の摂関家の邸宅を充てた。現在の京都御所も里内裏の一。里御所。今内裏。
しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・吾輩は猫である〉
しゅ‐り【手裏/手裡】
手の内。手中。掌中。「—に収める」
しょ‐うら【初裏】
連歌・連句を書きつける懐紙の1枚目の裏側。すなわち、2ページ目。百韻では14句、歌仙では12句を書き記す。→初表(しょおもて)