ほう【褒〔襃〕】
[常用漢字] [音]ホウ(呉)(漢) [訓]ほめる よい行いをほめたたえる。「褒詞・褒章・褒賞・褒美・褒貶(ほうへん)/過褒」 [補説]「襃」は異体字。
ほう‐し【褒詞】
ほめたたえる言葉。褒辞。
ほう‐しょう【褒称】
[名](スル)ほめたたえること。称賛。「古今の賢人が—する名著」
ほう‐しょう【褒章】
栄典の一。ある分野において、りっぱな行い、功績のあった人を表彰するために国から与えられる記章。紅綬(こうじゅ)(人命救助)・緑綬(徳行卓越)・藍綬(らんじゅ)(公益・教育など)・紺綬(公益のため...
ほう‐しょう【褒賞】
[名](スル)すぐれた行為や作品などをほめたたえること。また、そのしるしとして与える金品。褒美。「—を授与する」「善行が認められて—される」
ほう‐じ【褒辞】
ほめたたえる言葉。褒詞。
ほう‐じょう【褒状】
行為・業績などをほめることを記した文書。賞状。
ほう‐び【褒美】
1 ほめて与える金品。褒賞。「—をとらせる」 2 ほめること。褒賞。「あまり及ばぬ風体(ふうてい)のみなれば、又諸人の—欠けたり」〈花伝・五〉
ほう‐へん【褒貶】
[名](スル)ほめることとけなすこと。事のよしあしを言うこと。「毀誉(きよ)—」「頻(しき)りに雷同して—すべし」〈逍遥・批評の標準〉
ほう‐よ【褒誉】
ほめること。ほめたたえること。「勧懲小説にもおのずから二種の別あり。一を—といい、一を誹刺(ひし)という」〈逍遥・小説神髄〉