えど‐ひきまわし【江戸引き回し】
火刑・磔(はりつけ)・獄門などの刑を執行する前に罪人を見せしめのために江戸市中を引き回したこと。→引き回し
さらし【晒し/曝し】
1 さらすこと。さらしたもの。「雨—」「恥—」 2 漂白した麻布または綿布。晒し布。特に、晒し木綿。《季 夏》「川風に水打ちながす—かな/太祇」 3 江戸時代の刑罰の一。縛った罪人、または斬...
しょ‐たん【所短】
劣っている所。短所。⇔所長。「片眼以て其—を見せしめなば」〈福沢・文明論之概略〉
ひき‐まわし【引(き)回し/引き廻し】
1 引き回すこと。 2 あれこれ世話をやいたり指導したりして、面倒をみること。「お—を願う」 3 江戸時代、見せしめのために斬罪(ざんざい)以上の重刑に付加した刑。処刑前に、罪人を縛って馬に乗せ...
み‐ごり【見懲り】
見て懲りること。また、そのようにさせること。見せしめ。「軍神(いくさがみ)に祭りて人に—させよとて」〈太平記・六〉
やろう‐ひたい【野郎額】
江戸時代、前髪を落とし月代(さかやき)を剃った、男の髪型。 [補説]相撲界で、巡業をさぼった力士の前髪を落とし、普通の丁髷(ちょんまげ)の形にして見せしめとしたという。いつ頃まで行われたかは不明。