うら‐み【浦見】
海辺を眺めること。和歌で、多く「恨み」に掛けて用いる。「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行くへもしらぬ—をやせむ」〈かげろふ・上〉
えっ‐けん【謁見】
[名](スル)貴人または目上の人に会うこと。「将軍に—する」
えん‐けん【延見】
[名](スル)呼び寄せて面会すること。引見。「独りペロピダスを、其の朝廷に—し」〈竜渓・経国美談〉
えん‐けん【遠見】
[名](スル) 1 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」「かの滋藤(しげふぢ)漫々たる海上を—して」〈平家・五〉 2 将来のことを見通すこと。「大利の基いをひらくの理だから、...
おお‐けみ【大検見】
江戸時代、小検見(こけみ)のあとに代官がみずから行った検見。
だい‐けんみ【大検見】
⇒おおけみ
おお‐べしみ【大癋見】
能面の一。癋見の一種。目を見開き、小鼻を張り、口をぐっと結んだ大形の面。天狗(てんぐ)に用いる。
おか‐み【岡見】
1 大晦日(おおみそか)の夜、蓑(みの)を逆さに着て岡に登り、自分の家のほうを見て翌年の吉凶を占った行事。逆さ蓑。《季 冬》「この村に長生多き—哉/召波」 2 「傍目(おかめ)」に同じ。
おく‐けん【臆見】
⇒おっけん(臆見)
おっ‐けん【臆見】
憶測による意見。無責任な推量に基づく意見。おくけん。