いい‐そそく・れる【言いそそくれる】
[動ラ下一][文]いひそそく・る[ラ下二]言いそびれる。「何遍白状しようと覚悟したか知れんが、—・れて」〈上司・石川五右衛門の生立〉
いっ‐し【一死】
1 一度死ぬこと。一命を捨てること。「死」を強めた言い方。「—と覚悟は極めながら」〈紅葉・自害〉 2 野球で、攻撃側のアウトの数が一つであること。ワンアウト。ワンダウン。「—満塁」
一戦(いっせん)を交(まじ)・える
一度たたかう。ひと勝負をする。「—・える覚悟がある」
いのち‐がけ【命懸け】
[名・形動]死ぬ覚悟で物事をすること。また、そのさま。決死。懸命。「—の作業」「—で取材する」
命(いのち)を懸(か)・ける
命を捨てる覚悟で物事に立ち向かう。「新しい研究に—・ける」「—・けた恋」
命(いのち)を捧(ささ)・げる
大切なもののために命を差し出す。また、死ぬ覚悟で尽くす。「社会福祉に—・げる」
命(いのち)を捨(す)・てる
1 ある目的のために死ぬ。命を投げ出す。「—・てる覚悟で取り組む」 2 生きるべきなのに死ぬ。「無謀な運転で—・てる」
いれ【煎れ】
信用取引で、相場の下落を見込んで売ったのに、騰貴してしまい、下落が期待できないときに、損を覚悟で買い戻すこと。主に関西で使われる用語で、東京では「踏み」という。
意(い)を決(けっ)・する
思いきって決心する。覚悟を決める。「—・して直訴をする」
おか・す【冒す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 危険や困難を覚悟のうえで、あえてする。「風波を—・して出港する」 2 聖域・尊厳などを汚し傷つける。「神聖にして—・すべからず」 3 他家の姓を名のる。...