あげ‐まき【揚巻/総角】
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。 2 「揚巻結び」の略。 3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをし...
あし‐づの【葦角】
《角のように先がとがっているところから》葦の新芽。「—の生(お)ひ出でし時に天地(あめつち)と人との品(しな)は定まりにけり」〈古今六帖・六〉
アフリカ‐の‐つの【アフリカの角】
インド洋と紅海に接するアフリカ北東部の地域。サイの角のような形状をしていることからこの名がある。ソマリア・エチオピア・エリトリア・ジブチ・ケニアが含まれる。
あんそく‐かく【安息角】
土・砂などの堆積(たいせき)物が崩れないで安定しているときの、斜面と水平面とのなす最大角度。一般的な地上の斜面では35度前後、水中では1〜2度で滑りはじめる場合がある。安定角。
あんてい‐かく【安定角】
⇒安息角
アンモン‐かく【アンモン角】
脳の深部にある海馬の別称。形が古代エジプトの神アモンの角に似ることから、18世紀にフランスの解剖学者ガレンジョが命名した。
いち‐かく【位置角】
天球上の二点の位置関係を表す角。ある点と天の北極とを結ぶ線を基準とし、他の点を東回り(反時計回り)に測った角度。
いっ‐かく【一角】
1 一つの角(かく)。「三角形の—」 2 一つの隅。片隅。一部分。「氷山の—」「画壇の—に地歩を固める」 3 1本のつの。 4 クジラ目イッカク科の哺乳類。体長3.6〜5メートルで、雄では上あご...
いっ‐かど【一角/一廉】
[副] 1 相当にすぐれているさま。格段。ひとかど。「—の人間」 2 まだ未熟な者が一人前のようにふるまうさま。「己(おのれ)畜生なりと思はずして—人間立てをするこそ」〈艶道通鑑・五〉
いっぱん‐かく【一般角】
二つの半直線が角をつくるとき、基準となる一方の半直線(始線)から他方の半直線(動径)がどれだけ回転したかの量。回転の向きによって、正・負の別をつける。