ものか
[終助]《連語「ものか1」から》連体形に付く。きっぱりと否定する意を表す。「君などに負ける—」「二度と来る—」 [補説]くだけた話しことばでは「もんか」ともなるが、ともに改まった場や、目上の人に...
もの‐きこ・ゆ【物聞こゆ】
[動ヤ下二]「物言う」の謙譲語。お話し申し上げる。「人の御もとに忍びて—・えて」〈伊勢・一二〇〉
もの・する【物する】
[動サ変][文]もの・す[サ変]《ある動作をそれと明示しないで婉曲(えんきょく)に表現する語》 1 詩文などを作る。「傑作を—・する」「一句—・する」 2 「ある」「居る」、また「行く」「来る」...
もの‐もう・す【物申す】
[動サ五(四)]《古くは「ものまをす」。「物言う」の謙譲語》 1 要求や反対意見などを言う。注文をつける。「役所に—・す」「若者に—・す」 2 ことばに出して申し上げる。「うちわたすをちかた人に...
モノローグ【monologue】
1 演劇で、登場人物が相手なしにひとりで言うせりふ。独白(どくはく)。⇔ダイアローグ。 2 一人の俳優が演じる芝居。独演劇。モノドラマ。
もらい‐どし【貰い年】
厄年(やくどし)をのがれるため、実際よりも多く年を取っているように言うこと。また、その自称する仮の年齢。
も・る【盛る】
[動ラ五(四)] 1 物を容器に入れて満たす。「飯を茶碗に—・る」 2 積んで高くする。積み上げる。「果物を山と—・る」「入り口に塩を—・る」 3 薬剤を調合する。また、それを与える。特に、毒を...
もん
《「もの」の音変化》 [接助]「もの
」に同じ。「実力があるんだ—、合格するにきまってるよ」
[終助]「もの
」に同じ。「だって教えてくれなかったのだ—」「無理なこと言うんです—」
もんく‐なし【文句無し】
[形動][文][ナリ]苦情を言う余地のないさま。「—な出来」「—においしい」
やかまし‐や【喧し屋】
小言や理屈を多く言う人。うるさがた。「—の御隠居」