の・る【宣る/告る】
[動ラ四]告げ知らせる。述べる。口に出して言う。「若(も)し海中(わたなか)を渡る時、な惶畏(かしこ)ませまつりそと—・りて」〈記・上〉 [補説]本来は、神や天皇が重大な事実を宣言する、また、み...
の・る【罵る】
[動ラ四]悪口を言う。ののしる。「大長谷王、其の兄を—・りて言ひけらく」〈記・下〉
ノー‐バン
ノーバウンドのこと。 [補説]「ワンバウンド」を「ワンバン」、「ツーバウンド」を「ツーバン」とも言う。
敗軍(はいぐん)の将(しょう)は兵(へい)を語(かた)らず
《「史記」淮陰侯伝から》戦争で負けた将軍は、兵法について語る資格がない。失敗した者は、その事について言う資格がない。
はいけん‐ろん【廃憲論】
憲法の廃止を求める主張。改憲が、そのときの憲法の手続きに則った改正であるのに対し、そのときの憲法の廃止や無効を宣言し、新たな憲法を制定しようという立場から言う。 [補説]多く、日本国憲法に対して...
はい‐しゃ【拝謝】
[名](スル)礼を言うことをへりくだっていう語。心から感謝すること。「御厚恩に—する」
計(はか)り無(な)・し
1 手立てがない。どうしようもない。「—・く便りなき学生」〈宇津保・祭の使〉 2 無量である。数えきれない。計りきれない。「一日の出家の功徳は—・きものなれば」〈源・夢浮橋〉 3 (「言うはかり...
羽(は)が利(き)・く
はぶりがよい。幅が利く。威勢がある。「世間忍びの契約なれば恨み言うても—・かぬ」〈浄・栬狩剣本地〉
はき‐す・てる【吐(き)捨てる】
[動タ下一][文]はきす・つ[タ下二]口に含んだものを吐き出して捨てる。「ガムを—・てる」「—・てるように言う」
はき‐ちら・す【吐(き)散らす】
[動サ五(四)] 1 つばなどを所かまわず吐いて、よごす。「へどを道ばたに—・す」 2 さまざまなことを盛んに言う。わめき散らす。「悪口を大声で—・す」