あい‐ことば【合(い)言葉】
1 前もって打ち合わせておいて、味方どうしであることを確認する合図の言葉。 2 仲間うちの信条・目標としていつも掲げる言葉。モットー。
あかちゃん‐ことば【赤ちゃん言葉】
幼児語のうち、特に言葉を覚え始めた赤ちゃんの使う言葉をいう。喃語(なんご)。
あずま‐ことば【東言葉】
東国地方の言葉。関東方言。
あそばせ‐ことば【遊ばせ言葉】
「御免あそばせ」「お出かけあそばせ」のように、文末などに「…あそばせ」を用いる女性の言葉遣い。転じて、女性のきわめてていねいな、上品ぶった口のきき方。→遊ばす3
あそび‐ことば【遊び言葉】
話しはじめや話のつなぎとしてさしはさむ、内容には直接関係のない言葉。「あのう」「ええと」の類。
あだし‐ことば【徒し言葉】
口先だけで誠意のない言葉。「—の人ごころ」〈謡・班女〉
あめつち‐の‐ことば【天地の詞】
平安初期の、手習いの教材。仮名48文字を重複しないように使って作ったもの。「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔...
いなか‐ことば【田舎言葉】
田舎の人が使っている言葉。
いみ‐ことば【忌み詞/忌(み)言葉】
1 宗教的な理由から、また縁起をかついで、使うのを避ける言葉。古くは斎宮で「仏」「経」などを、民間で婚礼のときに「去る」「帰る」、正月の三が日に「坊主(ぼうず)」「箒(ほうき)」などを忌んだ。 ...
いるま‐ことば【入間詞】
言葉の順序を逆に言ったり、反対の意味の言葉を言ったりすること。「花の雲」を「雲の花」、「深し」を「浅し」というなど。入間川が逆流した伝説に基づくとも、入間地方で多く用いられるからともいわれる。逆...