くん‐かだ【訓伽陀】
《訓は和訓、伽陀は偈(げ)・諷誦(ふうじゅ)の意》仏教歌謡の一。和文体による伽陀の称。
くん‐がな【訓仮名】
万葉仮名で、その字の訓を漢字の意味とは無関係に日本語の音節に当てたもの。「杜若(かきつばた)」を「垣津旗」と書き表した場合の「垣」「津」「旗」の類。⇔音仮名。
くん‐ぎ【訓義】
漢字の読みと意味。
くん‐げん【訓言】
教え導く言葉。訓辞。
くん‐こ【訓詁】
《「訓」は解釈、「詁」は古語の意》古い言葉の字句の意義を解釈すること。「—注釈」
くんこ‐がく【訓詁学】
1 古典の字句の注釈や解釈を主とする学問。 2 中国の漢・唐代に、経(けい)書の字義を研究した学問。漢代に盛行し、唐代に大成された。
くん‐こく【訓告】
[名](スル)教え告げること。いましめ告げること。「全学生徒に—する」
くん‐しゃく【訓釈】
[名](スル) 1 ある字句の意義をとき明かすこと。「難解な文章を—する」 2 字の語義、発音を注したもの。「日本書紀の—」
くん‐じ【訓示】
[名](スル)上位の者が下位の者に執務上の注意などを教え示すこと。また、その言葉。「部下に—する」
くん‐じ【訓辞】
さとし戒める言葉。「校長—」